その始まりの5/1に僕が参加しているモノづくり観光研究会の調査に行ってきました。
モノづくり観光研究会は、首都大・横国・東大で共同でやってます。
行ったのはこのあたり。
京急空港線大鳥居駅と穴守稲荷駅の間あたり。
卒業設計で扱った敷地の道挟んだ向かい辺りですね。ご縁があると。
卒業設計のリサーチで出会ったびっくりヴォイドビルとも再会しました。
まんなかにある乗り物らしきモノの首のようなものはなんでしょう?
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正解は昔の飛行機のシュミレーターでした。
オーナーの趣味なのかなんなのか。
街の様子はこんな感じ。
産業を担う工場と、住宅が混在してます。
ファサードがガチャガチャしている工場はこのエリアでは珍しかったりする。
工場に無駄なものはないので、ガチャガチャしていても1つ1つに意味や機能がある。(はず)
中には工場の上にテニスコートを構えちゃう大胆なものの。
街の中で突然バスケコートに出会うと、あっいいなぁと思うもんです。
ここならブザービート的展開が期待できる…とかね。
でもこのコートにに関しては隣のマンションの所有物なようで、
周りをフェンスで囲まれていたうえにカギまでかかってました。
実は写真に写っているマンションは全て某経営が苦しい航空会社の寮だったり。
工場から出ているらしき赤錆のようなものが道を彩っている。
向かいには普通の住宅が。
で、行って思った印象なんですが、マンションがものすごく多いということ。
住宅地図をさかのぼっていないので理由はわからないんですが、
多分それなりに大きかった工場の跡地がどんどんマンションになっていっているのかなと。
それゆえこんな問題も生まれていたりします。
今回の調査は休日に行われたため工場集積地帯の音というのはかすかにしか感じられなかった。
そのかすかに聞こえている音が、モノづくりの街ということをより実感させてくれた。
平日にガンガン工場が動いているとき、それがどれくらいのレベルなのか、またちょっといってみないとわかりませんね。
僕の興味関心は、工場が集積していることの面白さを明らかにしたうえで、モノづくりの「魅せ方」を考える事。
まあ、一回の調査でちょっとのサンプルを見ただけではそのことについては論じられないので、
悠長に構えてこれから色々と探ってみたいと思います。
最後に、こんな会社にも出会った。